今世紀初頭、クラリティ用語で最も多く使用されていたのはルーペクリーンおよびピケで、前者はルーペでインクルージョンの見えないダイヤモンドを後者は見えるものを示しました。
ピケは通常インクルージョンの顕著さやひどさによりさらに区別されていました。
数年後、米国のダイヤモンド専門家はベリーベリースライトリーインパーフェクト(ごくごくわずかに不完全)、ベリースライトリーインパーフェクト、スライトリーインパーフェクト、およびインパーフェクトという語を含む用語を使用し始めました。
この用語は、間もなく頭文字のVVS、VS、SIおよびIと短縮されるようになり、この短縮形は間もなく国際的なダイヤモンド業界全体に広がりました。
しかし専門家達は間もなくインパーフェクト(不完全)という用語は適当でなく、不必要に否定的であることに気付き、その代わりにインクルーデッド(インクルージョンのある)という用語を使用するようになりました。
GIAでは今もインパーフェクトと呼ばれている最低のグレードを除いて、インクルーデッドという用語を使用しています。